2012年3月23日金曜日

=== 平成23年秋 問12 ===


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問題12

組込みシステムのプログラムを格納するメモリとして,マスクROMを使用するメリットはどれか。

ア 紫外線照射で内容を消去することによって,メモリ部品を再利用することができる。
イ 出荷後のプログラムの不正な書換えを防ぐことができる。
ウ 製品の量産後にシリアル番号などの個体識別データを書き込むことができる。
エ 動作中に主記憶が不足した場合,補助記憶として使用することができる。



解説

マスクROMとは製造時に回路にデータが書き込まれているROMのことであり、あとで内容を書き換えることはできない。
ゲーム機のソフトウェア、組み込みシステムのファームウェア、その他などに使われる。
また、1回だけ書き込むことのできるROMをPROM、何度でも書き換えることのできるROMをEPROMという。

ア UV-EPROMの説明
イ 正解
ウ マスクROMでは、製品の量産後に書き込みはできないので誤り
エ 主記憶が不足した時の補助記憶装置として使用するためには、書き替えができなければいけないので、誤り



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