平成23年秋目次 前の問題 次の問題
問17
信頼性設計におけるフェールソフトの例として,適切なものはどれか。ア アプリケーションを間違って終了してもデータを失わないように,アプリケーション側の機能で編集中のデータのコピーを常に記 憶媒体に保存する。
イ 一部機能の障害によってシステムが停止しないよう,ハードウェアやソフトウェアを十分に検証し,信頼性の高いものだけでシス テムを構成する。
ウ クラスタ構成のシステムにおいて,あるサーバが動作しなくなった場合でも,他のサーバでアプリケーションを引き継いで機能を 提供する。
エ 電子メールでの返信が必要とされる受付システムの入力画面で,メールアドレスの入力フィールドを二つ設けて,同ーかどうかを チェックする。
解説
信頼性の高いシステムを構築するため、障害が起きてもその影響を最小限に抑えるための仕組みとして、次のような3つの考え方がある。■フェールセーフ
障害が起きた時、常に安全側に制御する仕組み。
■フェールソフト
障害発生時いくつかの機能を犠牲にしても、主機能を停止させない仕組み。
■フールプルーフ
人間のミスがシステムに影響を与えないようにする仕組み。
また、障害自体を最小限に抑えるための仕組みをフォールトアボイダンスという。
ア フールプルーフの例
イ フォールトアボイダンスの例
ウ フェールソフトの例
エ フールプルーフの例
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