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問15
コンピュータシステムの構成に関する記述のうち,密結合マルチプロセッサシステムを説明したものはどれか。ア 通常は一方のプロセッサは待機しており,本稼働しているプロセッサが故障すると,待機中のプロセッサに切り替えて処理を続行する。
イ 複数のプロセッサが磁気ディスクを共用し,それぞれ独立したOSで制御される。ジョブ単位で負荷を分散することで処理能力を向上させる。
ウ 複数のプロセッサが主記憶を共用し,単一のOSで制御される。システム内のタスクは,基本的にどのプロセッサでも実行できるので,細かい単位で負荷を分散することで処理能力を向上させる。
エ 並列に接続された2台のプロセッサが同時に同じ処理を行い,相互に結果を照合する。1台のプロセッサが故障すると,それを切り離して処理を続行する。
解説
複数のプロセッサが主記憶やファイルを共有し、並列処理できるシステムをマルチプロセッサシステムといい、次のものがある。■密結合マルチプロセッサシステム
主記憶を共有する複数のプロセッサで構成され,各プロセッサは,共有主記憶上に存在する一つのOSによって制御される
■疎結合マルチプロセッサシステム
プロセッサごとに、主記憶があり、また、プロセッサごとに、独立したOSにより制御される
ア デュプレックスシステムの説明
イ 疎結合マルチプロセッサシステムの説明
ウ 正解
エ デュアルシステムの説明